住宅ローン豆知識
blog
2024.09.23
- スタッフブログ
1. 固定金利 vs 変動金利
- 固定金利は、借入期間中ずっと同じ金利が適用されるため、毎月の返済額が変わらない安心感があります。ただし、初期金利は高めになることが多いです。
- 変動金利は、経済状況に応じて金利が変動します。金利が低ければ返済額が減りますが、将来的に金利が上昇すると返済額が増えるリスクもあります。
2. 借り換えのメリット
住宅ローンの金利が低い時に「借り換え」を行うことで、総返済額を減らすことができます。ただし、借り換えには手数料や諸費用がかかるため、総額でどれくらいの節約になるかを慎重に計算する必要があります。
3. フラット35の特徴
フラット35は、住宅金融支援機構と民間の金融機関が提供する長期固定金利のローンです。最大35年間、金利が固定されるため、将来の金利変動リスクを避けたい人に向いています。
4. 団体信用生命保険(団信)
住宅ローンを組む際、多くの場合「団体信用生命保険(団信)」に加入します。これは、ローンの返済中に契約者が死亡または高度障害になった場合、残りのローンが支払われる保険です。
5. 繰上げ返済の活用
繰上げ返済を行うことで、元本を早く減らし、結果的に支払う利息の額を減らすことができます。**「期間短縮型」と「返済額軽減型」**の2つの方法があり、期間短縮型の方が支払利息の削減効果が大きいです。
6. 控除や税金の軽減
日本では「住宅ローン控除」という制度があり、一定の条件を満たすと、ローンの一部が所得税から控除される仕組みがあります。新築や中古物件、増改築に対応しているので、確認しておくとお得です。
7. 借入額の目安
一般的に、年収の5~7倍が無理なく返済できる借入額の目安とされています。また、毎月の返済額が手取り収入の25%以下になるようにすることが推奨されています。
住宅ローンは長期的な大きな決断ですので、自分に合ったプランをしっかり選ぶことが重要です。